|  |   月光仮面〔完全版〕―平和の章―【下】川内康範,
桑田次郎マンガショップ
 B6判 並製本 320頁 2009年9月発売
 本体 1,800円  税込 1,980円
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『月光仮面〔完全版〕』全9巻7月「正義の章」
 8月「慈愛の章」
 9月「平和の章」
 で各章3巻ずつ刊行!
 
 
 平和の章【下】収録内容『別冊少年キング版月光仮面』
 
 
 
 
  (PDF 約1MB) 
 「正義は死なず!」月よりの使者が帰ってきた最強完全版のトリを飾るのは、桑田次郎自身による「月光仮面現るの巻」画力、ストーリー、ギャグ、すべてがパワーアップ!
のリメイクだ!ぜひ、正義の章【上】に収録されているオリジナル版と
 読み比べていただきたい。
 
 
 解説最強完全版と銘打って刊行を開始した漫画版『月光仮面』(全9巻)。そのトリを飾るのは、著者桑田次郎が自らリメイクを施した「月光仮
 面現るの巻」である。本作は、正義の章【上】に収録されているオリ
 ジナル版発表から13年後の1971年9月より「別冊少年キング」にて短期
 特別連載された。この頃、漫画家として円熟期を迎えつつあった桑田の
 研ぎ澄まされた画力、洗練されたストーリー運び、切れを増したギャグ
 が炸裂する傑作となっている。
 時を超えよみがえった、月光仮面と宿敵どくろ仮面の対決をぜひとも
 読み比べ、楽しんでいただきたい。
 
 
 オートバイで颯爽と現れ、悪を蹴散らす正義のヒーロー『月光仮面』が帰ってきた!1958年に宣弘社プロダクションによってTVドラマが制作され、
 たちまち大ヒット。いたるところで「月光仮面ごっこ」が繰り広げられ、
 放映時間には「銭湯から子供の姿が消えた」ほどの怪物番組であった。
 『月光仮面』はこれまでに多くの描き手によって漫画化されたが、TVド
 ラマの開始から3ヶ月後に講談社の「少年クラブ」で連載された桑田次郎版
 の人気は圧倒的で、TVドラマ終了後も連載が続き同誌の部数増に大きく貢献
 したのである。最大の要因は桑田が得意とした、シャープなタッチから生み
 出される、ド派手なアクションシーンだろう。この実写を超越した表現は子
 どもたちの心を鷲づかみして、TVに肩を並べる支持を勝ち得たのだ。
 本書はその桑田版の全エピソードを漏れなく収録した完全版(全9巻)で
 ある。収録作の中には桑田の多忙から、盟友楠高治のよって代筆された幻の
 エピソードもあり、マニアも納得のこれ以上ない完全版に仕上がっているの
 で、是非ご一読を。そして、川内康範が作中に込めた『憎むな、殺すな、赦
 しましょう』という平和へのメッセージを感じとって頂きたい。
 
 
 平和の章【下】もくじと初出P.3………第1話 白衣の快人の巻P.49…… 第2話 殺し屋タイガー・シャークの巻
 P.97…… 第3話 どくろ党のカゲの巻
 P.147……第4話 墓地にカラクリありの巻
 P.209……第5話 墓の下攻略作戦の巻
 P.257……最終話 決戦!!の巻
 
 
「別冊少年キング」(少年画報社)1971年9月号〜1972年2月号
 
 主な登場人物+月光仮面+祝十郎
 +松田課長
 +柳博士
 +アヤ子
 +ドクロ仮面
 +タイガーシャーク
 +スネーク
 
 
 
 ●お客様の声月光仮面の思い出は実に強烈なものがあります。高いところから飛び降りて舌をかんだこと、風呂敷のマント、木を削って作った銃、白い紙を張った長靴、月光仮面ごっこで身に付けたアイデアは今も健在、生活の中に生きています。さらに原作のリズム感に富んだスピーディーなストーリー展開。そしてあこがれのオートバイ激走、それらのすべてがつい昨日のことのように思えます。[東京都 T.S様]
 1953年2月生まれです。6歳の頃、『月光仮面』が大いにはやっていました。当時はチャンバラをふくめた月光仮面遊びに夢中でした。テレビや映画でも大変な人気がありました。あれから、50年たちました。半世紀です。今『月光仮面』の復刻版が出版されたので飛びあがるほど嬉しいです。実は、1年半くらい前、川内康範原作の『月光仮面』の復刻文庫本を4巻分全部読みました。文章は、自分なりのイメージをふくらませて行くことができます。それを桑田次郎先生は、見事に視覚化しました。たいしたものだと思います。川内康範先生は、昨年の4月に亡くなられましたが、すばらしい言葉を残しています。「憎むな、殺すな、赦しましょう」「憎むな、殺すな、ただせよ!!」心の底から自戒している言葉です。腹がたつことは、たくさんあります。でも、その言葉を思い出すたびに「ありがとう、感謝しています。ついてる、ついてる」と口ずさんでいます。[大阪府 S.N様]
 
 季刊で復刻の予告が出てから何年待ったことか。『月光仮面』は、今ではテレビでテレビ版や劇場版を見ることができるようになったので、特別珍しい作品ではないが、やはり原作を桑田版で見たいと思ってきた。桑田氏の絵は子どもの頃、メンコにも描かれていたし、とても懐かしさを感じる。又、ストーリーがテレビ版や劇場版とどこか異なるところもあって、その分楽しめる。[新潟県 M.A様]
 
 古書価格では美本カバー付きなら1冊50,000円くらいが現在の相場の講談社版『月光仮面』全7巻ですが、やはり廉価でしかも全作品読めるというこの出版刊行は、我々ファンにとっては誠にありがたい企画です。しかも「少々」の読みきりまで収録されるということは「スゴイな」の一言です[京都府 N.H様]
 
 著者紹介 
 川内康範(かわうち こうはん)1920年、北海道函館市生まれ。独学で20代より作家生活に入り、“愛とは情死である”とのテーマを一貫して追及している。1958年、日本初のテレビ映画『月光仮
 面』シリーズの原作、脚本をはじめ、テレビではNHK、NTV、CX、ANBなどで300本以
 上の作品の原作、脚本をてがける。主な作品としてTBS『月光仮面』、20年間放映さ
 れた『まんが日本昔ばなし』をはじめ、『繭をつくる女』『真夏のサンタクロー
 ス』『赤い復讐』『命ある限り』、NTVシリーズ『ダイヤモンドアイ』、CX『逆転!!
 大誘拐』、ANB『レインボーマン』『コンドールマン』、NHK連続ドラマ『南部大吉
 交番日記』がある。また映画では、日活『南国土佐を後にして』『東京流れもの』
 『ニコヨン物語』、新東宝『森繁の新入社員』『森繁のやりくり社員』、大映『恋
 に命を』、東映ヤクザシリーズ第一作『地獄に真紅の花が咲く』などのシナリオ150
 本以上を執筆。そのほか、1960年の日本レコード大賞曲『誰よりも君を愛す』を
 はじめ、『花と蝶』『おふくろさん』『恍惚のブルース』などの作詞家として著書
 も50冊を超え、月刊誌、週刊誌でのコラム、評論も多数。
 
 
 
 桑田次郎(くわた じろう)1935年、大阪府吹田市生まれ。13歳のときに青雅社から描き下ろしの単行本『奇怪星團』を出版して漫画家デビュー。1957年、少年画報連載の『まぼろし探偵』(当初
 のタイトルは少年探偵王)が大ヒットして最初のテレビ化。翌年、元祖和製ヒーロ
 ーの『月光仮面』をコミカライズして、その人気は不動のものになった。1963年に
 講談社の少年マガジンでスタートした『8マン』は、半年後にアニメ化されると空
 前のブームを巻き起こし、平均視聴率は常に30%台をクリア。SFヒーローコミック
 の第一人者にのし上がる。代表作は、『Xマン』『キングロボ』『超犬リープ』
 『ウルトラセブン』『デスハンター』『怪奇大作戦』『ゴッドアーム』『エリート』
 『黄色い手袋X』『ミュータント伝』『チベット死者の書』『釈迦の真言』――など多数。
 現在は都会の喧噪から逃れ、自然の豊かな茨城県の大洋村に住まいを移している。
 その硬質でシャープなペンタッチは衰えを知らない。
 
 
 
 
ISBN 978-4-7759-1332-1
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