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宇宙鉄人キョーダイン〔完全版〕【上】石ノ森章太郎, 成井紀郎マンガショップ B6判 並製本 352頁 2011年12月発売 本体 1,800円 税込 1,980円 国内送料無料です。 この商品は 11月5日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
お待たせしました。ジョーダインです!5つの未収録エピソードを網羅して大爆笑の成井ワールド、完全復活!! 上巻内容原作/石ノ森章太郎、マンガ/成井紀郎による『宇宙鉄人キョーダイン』は、1976年から1977年にかけて「テレビマガジン」で連載された。その内容は当初は原作を踏襲したSFアクションだが、次第にスラップスティック・コメディに変貌していった。特にディフォルメされたキャラクターが活躍する後半のストーリーは、ギャグマンガとしてハイ・レベル。その冴えた笑いのセンスは今も色褪せない。また、作品の至るところに散りばめられたパロディも隠し味となっている。この「完全版」は、これまでコミックスに収録されることのなかった5つのエピソードを網羅!! 40ページに渡るシリアス巨編「デビルアトラス編」、そして有名人レーダーバットン&宇宙ねこデスギャットが大ハッスルする4話分をすべて読むことができるのだ!! もくじP.6…かえってきたロボットにいちゃんの巻P.53…キョーダインのさいごか?デビルアトラス大登場の巻 P.95…必殺!ダブルミサイルの巻 P.122…子どもの日、たかくおよげやダメロイドの巻 P.140…雨降りハイキングの巻 P.159…はしれ!キョーダイン おいかけっこの巻 P.175…どたばた海水浴の巻 P.191…山奥の古びた洋館でおきた、きょうふのできごとをきみはしっているか?の巻 P.207…決死戦!大運動会の巻 P.223…かれ葉散る秋の日の物語の巻 P.238…氷ダダロイドはいかが?の巻 P.250…ベース円盤の大そうじの巻 P.274…宇宙ねこデスギャットの巻 P.289…終わらないで!ジョーダインよ永遠にの巻 P.337…ゴーゴー悟空予告マンガ P.340…成井紀郎先生インタビュー P.345…作品解説・初出 作品解説「テレビマガジン」の『鉄人タイガーセブン』(1973)で漫画家としてデビューした成井紀郎氏は、同誌上で『電人ザボーガー』(1974)、『仮面ライダーストロンガー』(1975)と連続してコミカライズ作品を手がけた。しかしながら、『タイガーセブン』と『ザボーガー』は石油ショックの影響によるページ数減少のアオリで打ち切られてしまう。そして『ストロンガー』は連載4回目からのバトンタッチ(P344参照)と、いささか変則的となっていた。それゆえに、成井氏が初回から最終回まで描ききったということでは、この『宇宙鉄人キョーダイン』が初めての作品となる。 本書をご覧の方は既に御存知のことと思われるが、本作の内容は次第に変化を遂げていく。序盤こそは石ノ森章太郎の原作に沿って描かれたシリアス編だが、途中から次第にコミカルな描写が増えていき、連載第6回目でついに『ジョーダイン』のタイトルを掲げることとなる。以降はギャグマンガとして独自の展開を見せていった。特にレーダーバットン、デスギャット、ガブリンクイーンがレギュラーとなった後半は後の『ゴーゴー悟空』(1977)『ダイアクロン』(1980)などで見せるドタバタコメディの原点と言えるだろう。ギャグマンガ化した後も人気は上々だったようで、最終回は増ページが行われた。 しかしながら、1976年11月25日に発行された講談社コミックス第1巻は、遺憾なことに続刊が出ないまま刊行を終えてしまう。それゆえ連載第11回以降と増刊号掲載の2回分は、本書が初の単行本化となる。『ジョーダイン』の真骨頂とも言うべき、レーダーバットンとデスギャットのコンビによる活躍をしっかりと堪能していただきたい。 なお、本書は青のインクで印刷されているが、P177掲載の刷り色をネタにしたギャグのための処置である。また1976年8月号増刊に掲載された「デビルアトラス編」は連載の流れを俯瞰して、連載第2回と第3回の間に挿入している。これらはいずれも成井氏から指示をいただいたもので、完全版ならではのスペシャル・エディションである。 ところで巻末には特別付録として、「テレビマガジン」1977年4月号に掲載された『ゴーゴー悟空』の予告マンガを収録した。これはレーダーバットンとデスギャットが悟空のキャラクターの元となった描写があるためで、『ジョーダイン』の番外編と解釈して収録した次第である。 初出「テレビマガジン」(講談社)1976年3月号〜1977年3月号(1977年3月号のみ別冊付録に掲載)、 1976年8月号増刊、1977年1月号増刊 著者紹介石ノ森章太郎(いしのもり しょうたろう)1938年宮城県登米郡生まれ。本名は小野寺章太郎。 1954年「漫画少年」に連載した『二級天使』にて漫画家デビューを飾る。 1964年「週刊少年キング」にて『サイボーグ009』の連載がスタート。 大ヒット作となった。その後、1971年には「週刊ぼくらマガジン」にて 『仮面ライダー』、翌年には「週刊少年サンデー」で『人造人間キカイダー』 を連載。子どもたちの心を鷲掴みにする作品を次々と発表する。 主な受賞歴は、『サイボーグ009』『ミュータント・サブ』が第7回講談社漫画賞。 『佐武と市捕物控』『ジュン』が第13回小学館漫画賞。『HOTEL』と『マンガ日本 経済入門』により第33回小学館漫画賞青年一般向け部門など多数。 1998年、全国のファンに惜しまれつつ永眠。 成井紀郎(なるい としろう)神奈川県出身。石森プロで『仮面ライダー』『変身忍者 嵐』『人造人間キカイダー』『超人バロム・1』の設定制作の仕事を経て、石ノ森章太郎のアシスタントとなる。1973年に独立し、『鉄人タイガーセブン』(テレビマガジン)でデビュー。『電人ザボーガー』ではテレビマガジンのマンガ連載の傍ら、キャラクターデザインの一部も手がけた。代表作に『仮面ライダーストロンガー』『7大巨獣をたおせ!決死戦7人ライダー』『7人ライダー最後の大決戦!』『ゴーゴー悟空』『アストロナイツ33』『ダイアクロン』『秘密指令0059』『ニュータイプ アインケンシュタイン』『ノー技(テク)ファミンライダー』『仮面ライダー11(イレブン)戦記』『SDガンダム劇場』等がある。 ISBN 9784775914434 そのほかのお薦め
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